「レーザー励起によるテラヘルツ波の放射とその分光・イメージング応用」
萩行 正憲 氏
Oct 17, 2002
講演題目: レーザー励起によるテラヘルツ波の放射とその分光・イメージング応用
講 師 : 萩行 正憲 氏
(大阪大学・超伝導フォトニクス研究センター・教授)
日 時 : 平成14年10月17日 (木) 17:00-
場 所 : 北海道大学大学院理学研究科物理学専攻 大学院講義室 理学部2号館(2-11号室)
要 旨 :
近年、超短パルスレーザーを種々のデバイスや物質に照射してテラヘルツ波を放射する技術が格段の進歩を遂げている。テラヘルツ波(0.1 - 10THz、3-300 cm^(-1) )は、従来は未開拓電磁波と呼ばれ、一部の学術的興味でのみ研究が進められていたが、この技術の登場により汎用な学術的応用や産業応用への展望が開けてきた。
講演では、いろいろなテラヘルツ波放射について紹介した後、この新技術の半導体、超伝導体、フォトニック結晶、バイオ関連物質などの広い領域に渡る分光・イメージング応用について紹介する。
世話人 三品 具文
(mis@phys.sci.hokudai.ac.jp)
北海道大学大学院理学研究科